寒さに耐えきれずもこもこシープ毛布を購入。ぬくぬくです。
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お休みだったので今がシーズンの紅葉を見てきました!
紅葉狩りに行ったはずがちょっと早かったらしく代わりにイチョウが絶賛シーズン中でした。
綺麗とか思う前に颯爽と脳内変換されてしまいました。
もう刷り込み状態(笑)
てなわけで妄想ネタです。(現代版 サラリーマン編)
11月下旬にもなると朝の冷えは厳しく吐く息がそれをものがたっていた。
いつも早めに出勤しているため早朝の道はまだ出勤していく人たちはまだまばらで。
冷えた空気と静けさが凛とした冬の雰囲気を漂わせていた。
駅から会社へまでは10分。
その途中でいつもは出会わない人物の背を見つけた。
冷たい冬の風に攫われて銀杏の葉が舞い落ちる。
その降って来る様な銀杏の葉を見上げ、たたずんでいた。
「楊修」
その声で気付いた楊修が絳攸のほうを振り向いた。
「おや。おはようございます。早いですね?」
「お前こそ。いつもはこの時間じゃないだろう?俺はいつもこの時間だけど」
現在の時間は7時15分。
就業時間は9時からの絳攸たちの会社の出勤時間にしてはかなり早めの時間だろう。
それをいつもこの時間だという絳攸の言葉の意味に気付いた楊修はくすりと笑った。
「相変わらずですねぇ」
高校の頃からの付き合いなので、どうしてこんな早い時間なのかだなんてばればれだとは分かってはいるけれどちょっと居心地が悪くて絳攸はむくれたような顔をした。
「何だよ」
「いいえ別に?」
仕事の時は別人のような顔をするくせにこんな時の表情は昔と変わっていないくてまた楊修はくすりと笑った。
「さ、行きましょうか。早く来ないとおいていっちゃいますよ?」
笑いながらそう言い、くしゃりと絳攸の頭を撫でてさっさと先を歩いていってしまう。
「ちょ!」
その後を絳攸は慌てて追いかける。
二人が立っていた場所は銀杏の葉が舞い落ちて黄金色の絨毯のようになっていた。
楊修と絳攸は高校からの先輩と後輩で今でも同じ会社とか。
今では楊修より役職的には上だけど普段では頭が上がらないとか(笑)
楊修は絳攸のお兄さん的な存在とかとか。(ここでは)
あ。絳攸が早く出勤するのは迷子防止策です。
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